アタマを磨き、ココロを拓く。

塾長のつぶやき #202

こんにちは。塾長の大井です。
5期生受験戦記第7回です。

Uくんが幾分決まりが悪そうな顔をしてやって来ました。お母さんの言う通り、Uくんが自信を無くしているのは事実でした。
Uくんは言いました。
「学校の先生がオレをバカだってふうにあつかうんだよ!そんなこと言われてがんばっても意味ないじゃん。」
「それは悔しいよな。だから学校に行きたくないのか。」
「そうだよ!みんなだって一緒になってバカにすんだよ。」
「そうか。じゃあなんでTOPに来ないんだ?」
そこでUくんは言葉に詰まりました。
「先生がUをバカにしたか?」
「してない・・・。」
「クラスの誰かがバカにするのか?」
Uくんは首を振りました。
「じゃあなんでだよ?」
「オレなんか何やってもダメなんだよ。・・・だからもういいんだよ。」
「それはがんばらなくてもいい理由じゃないのか?」
「ちがう!」
「そうか?じゃあバカにされたから、自分はダメだって認めて、全部投げ出していいのか?それこそ負けじゃないか。」
「・・・。」
「負けんなよ。悔しかったら見返してやれよ。お前はダメじゃないって証明できるだろ。」
そこでUくんは顔を上げて、私の目を見つめました。
「U、人は変えられないけど、自分は変えられる。TOPが好きならしがみつけよ。それでお前がどれだけのやつか証明してみろ。お前をバカにしたやつにも、自分にも。」

翌日、お母さんから電話がかかって来ました。
「明日からまたTOPに行くって言ってます。
Uが言ってました。『大井先生、辞めようとしているオレに課題出すんだよ、スゲーよな。』
久しぶりにあの子の明るい顔を見ました。」

私がUくんに出した課題とは、なぜ最後にTOPに来たのか、その気持ちを作文してくることでした。
その作文にはこう書かれていました。
「TOPで受験して成長したい。」
UくんはTOPに留まりました。

(第8回につづく)

2019年6月24日
大井 雄之


【過去のつぶやき集】

<2019年> 
#194:2019年1月21日        
#195:2019年1月31日
#特別編・前半:2019年2月18日

#特別編・後編:2019年2月25日
#196:2019年3月11日
   
#197:2019年3月31日
#198:2019年4月15日
#199:2019年5月6日
#200:2019年6月12日
<a href="https://media.toriaez.jp/q0343/364.pdf" target="_blank">#201:2019年6月24日</a>


<2018年>
 

#174:2018年1月8日
#175:2018年1月15日
#176:2018年1月22日      
#177:2018年1月29日
#178:2018年2月12日
#179:2018年2月26日
#180:2018年3月12日      
#181:2018年3月19日
#182:2018年4月9日        
#183:2018年4月23日
#184:2018年5月7日        
#185:2018年5月14日
#186:2018年5月28日      
#187:2018年6月11日
#188:2018年6月25日      
#189:2018年7月9日
#190:2018年8月27日     
#191:2018年9月24日
#192:2018年10月8日     
#特別編・前編:2018年10月22日
#特別編・後編:2018年10月29日
#193:2018年12月3日


<2017年>#136~#173
  

<2016年>#93~#135

<2015年>#45~#92

<2014年>#1~#44
ページトップに戻る