アタマを磨き、ココロを拓く。

塾長のつぶやき#207

こんにちは。塾長の大井です。
ついにTOP6期生が「その時」を迎えようとしています。彼らへのありったけのエールを込めてこの文章を書いています。

1月27日、TOP5期生のうちの5人が、受験を5日後に控える6期生の激励に来てくれました。その日に彼らが来ることは聞いていたのですが、目の前の6年生に全ての意識が向いていて、私はその日が来訪当日であることを忘れていました。5期生たちが来た時間、帰る用意をしていながらも小6はまだ誰も帰っておらず、全員が揃っている状態でした。今思うと、それは僥倖とも言っていい状況でした。

率直に言うと、今は卒業生に時間を割いている余裕はなく、1分でも早く解き直しをやらせたい気持ちでした。それでも1年分成長した5期生は今がどんな時か、誰より分かっていました。ろくに打ち合わせもしないまま、「夢が叶うまであと5日。」と書かれた黒板の前に並ぶと、驚きの激励会が始まりました。
最初は1年ぶりに訪れるTOPに、照れくささと緊張を覚えたのか、少しもじもじさえしていた彼らが、まるでカチリと音が聞こえるくらいに豹変し、異口同音に1点の重みを語り始めたのです。
「僕は1日に出したつもりが出し切れなかった。不安や迷いが答案に出てしまった。みんなには当日だけじゃ足りないって思ってほしい。ちゃんと準備してその日に臨んでほしい。」(Uくん)

「僕は1月にたくさん悔しい想いをしたけど、2月に答案がどんどん良くなってきました。そして最後、自信を持って答案を作ることができて、合格することができました。みんなもそれを信じて今を過ごして下さい。」(Sくん)

「僕は初戦こそ落としたものの、その後1月受けた学校で全て合格が取れた。それでも、ちょうどこの時期にやり切らない自分がいて、最後に涙をのんだ。やらなかったら、尽くさなければそれは必ず答案に出るんですよ。だからみんなにはやり切ってほしい。」(TYくん)

「みんなにはもう5日しかないんじゃない。まだ5日もあるんですよ。そして自分は舞台の大きさに舞い上がってしまったけど、みんなにはそうなってほしくないんですね。1点は本当に重いです。そこに人生を懸けて下さい。」(TRくん)

「私はたくさん悔しい想いをしました。先生に教わった通りの動きをして、桜蔭ではほぼ全てを出し切った。でもささいなミスがあって合格できなかった。それなのにその後、自分の動きで軽い答案を作り続けてしまった。大井先生は国語でコケ続ける私に、最後の最後にもう一度正しい動きを見せてくれた。そこに得点を取れる全てがあった。私は豊島岡に合格してそれを痛感しました。1人じゃ受験はできないです。私はTOPのすばらしい先生を信じて合格できた。だからみんなも、先生を信じて、覚悟を持った答案を作って下さい。必ず受かりますから!」(Mさん)

彼らの言葉には、今なお残る悔しさがあり、体験した者にしか分からない生々しい実感があり、やり切った者のみが勝ち獲れる、報われた歓びがありました。そして誰の言葉にも、たすきを受け継ぐ後輩たちを想う、あたたかさと力強さに満ちていました。
(ああ、この子たちはTOP生なんだ。)私は思いました。
いや、卒業してさらに、TOP ismを体現していました。
彼らの言葉は重くて、有り難すぎた。
それは今の6期生に絶対に必要な金言でした。
私は「お前ら、成長したな。」それだけ言うと、もう言葉がなく、不覚にも突き上げるものをこらえることができませんでした。
6期生は、何よりも重いものを、あの日あの瞬間に受け継いだのです。

歴史と想いと絆と。
もう不足はありません。
あと求められるものは覚悟だけです。
TOP6期生。
彼らの歓喜の瞬間が訪れようとしています。

2020年1月29日
大井雄之

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