アタマを磨き、ココロを拓く。

8期生の報告&感謝の言葉

3年以上手塩にかけた8期生の受験が終結しました。桜蔭中、雙葉中に挑んだ3人が全員合格し、豊島中、お茶の水女子大附属中、白百合中、東洋英和中にも全員が合格しました。皆さんのあたたかいご声援、心からのエールが本当に力になりました。
改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
彼女たちの歩みは本当に誠実なものでした。(受験戦記もお楽しみにして下さい。)
新小6となる9期生はもちろん、10期生や11期生もまっすぐTOPでの学びに向き合い、後に続いてほしいと願っています。

塾長のつぶやき#243

#243

こんにちは。塾長の大井です。
今回は6期生受験戦佳境の28回です。

2月2日。みんなが合格を勝ち取る中、一軍には厳しい試練が待ち受けていました。
まず朝にYくんの海城の発表がありました。「あの答案ではあるわけがない。」という田宮の言葉通り、結果は不合格でした。
TOPに来たYくんは、分かっていたはずなのに泣きじゃくりました。
「おう、泣いて泣いて気持ちを出した方がいい。そして明日絶対に取り返せ!」
そう2人で強く激励しました。慰めや同情ではなく、ここは突き放した方が、2回目に全てを向けられると感じました。ひとしきり泣いたYくんは2月3日の海城2回目に向けて、1回目で崩れた算数を立て直すべく何度も過去問をやりこみました。私たちも1科ずつ採点解説しながら精度を高めました。
すでに渋渋や広尾や攻玉社など、名だたる学校を何校も合格していても、Yくんは海城合格以外全く見ていませんでした。そこに彼の大きな成長を感じました。

一軍2人目は明日開成の合格を待つTくんです。19時に本郷中②の発表があり、見事に受かっていました。再現答案通り大勝での合格でした。とはいえ、明日の開成発表しか見ていないTくんは、ほっとはしていても浮かれることはなく、落ち着いた表情でした。

次の発表は19:30の豊島岡です。桜蔭をあきらめて臨んだSさんでしたが、合格リストの中に彼女の番号はありませんでした。
昼のYくんと対照的に、Sさんは涙を見せませんでした。みんなも最難関の厳しさに言葉を失っていました。豊島岡は2回目3回目があるとはいえ、ぐっと狭き門になります。Sさんはどうしても取りたかった初日を落としました。

この日の一軍の合格は、Tくんが本郷を押さえるのみという結果に終わりました。望んでいたものとは全く違うものでした。
ただ、私たちはこの結果もあり得ると想定していました。
いつも子どもたちには言っていることですが、事を成すには何十何百もの積み重ねが必要です。逆に事に敗れるにはたった一つの要因で十分なのです。字の雑さ、漢字の弱さ、計算の遅さ、思考の粘りのなさ、そして想いの乏しさ。なんであれ、そんなたった一つが合格を無情に奪い去ります。
彼らにはその積み重ねや覚悟がまだ足りなかったということです。

でもだからと言って、私と田宮はこの結果を決して受け入れたわけではありませんでした。
人並外れた負けず嫌いと、それ以上の合格させたい情熱でTOPを育ててきた2人です。
このまま終わる気持ちは微塵もありませんでした。

明日2月3日は頂点校、開成の発表です。
またTくんは筑波大附属に、Yくんは海城の2回目に、Sさんは豊島岡の2回目に臨みます。
全てはここからです。
遅くまで田宮と再現答案を採点し、明日の開成は際どいが待てる結果だと確信しました。
いくら話しても想いは尽きず、TOPの前でも私たちはまだ話し込みました。そして、
「絶対明日喜ぼうな!」
「おう、絶対TOP生は勝つ!!」
といつものように固く握手を交わし、運命の1日に備えました。

その時の私たちには明日がどんな日になるか、知る由もありませんでした。

(第29回につづく)

2022年4月25日
大井 雄之


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